非常時の備え「ご家庭での準備」
こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。
2024年は元日から能登半島での大きな自信があり、
ますます関心が高まっている災害対策。
今回はその中でも、家から逃げ出す時のことに触れたいと思います。
災害時に備えた準備は、
「1次持ち出し品」と「2次持ち出し品」に
分けて準備しておくのが良いと言われています。
「1次持ち出し品」とは避難時にすぐに持ち出すべき、必要最低限の備えです。
つまり、その目的は最初の1~2日間をしのぐためのものです。
非常持ち出し袋にいれておき、
万が一の際に持ち出しやすい場所に置いておくことが大切です。
大人2人×1日分として、以下をご参考に中身を準備し、
またその中身の有効期限なども確認しておくことが大切です。
<食料・飲料>
<停電時用>
<医薬品>
(常備薬、三角巾、包帯、ガーゼ、脱脂綿、ばんそうこう、ハサミ、ピンセット、消毒薬、整腸剤、持病のある方はそのための薬(薬品名のメモも))
(救急ボックスなどのセットで売っているものが便利です)
<生活・衛生用品>
(1ロール、水に溶けるため、ティッシュより使いやすい)
<貴重品>
<避難・救助用品>
また、「2次持ち出し品」とは、
最初の避難の後に再度自宅から避難所へ持ち出し、
3~4日間の避難生活を送るためのものです。
「1次持ち出し品」に加え、+αの飲料や
食料、衣料品、生活用品を準備しておくと良いです。
生活用品は、卓上コンロやガスボンベをはじめ、
コロナ禍以降大きなブームとなりました「キャンプ」や「アウトドア」。
これらの道具も非常時にも使うことができますね。
私たちの家づくりでは、
「災害に強い家・安全を確保しやすい間取り」
をお約束しておりますが、
それでも想定以上の被害が発生し、避難をしなければいけなくなった時に、
「持ち出し品(特に1次持ち出し品)」を常々どこに確保しておくか、
といったところにまで気を払い、間取りを考えていくことも
これからは大切になっていきそうですね。
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