たかがトイレと侮るなかれ!

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

突然ですが、皆様はトイレの後は、どこで手を洗っていますか?

w08-013 - コピー.jpg

トイレから出て、洗面台?

トイレタンクの上の手洗い場?

それとも、手洗い付きのロータンク便器?


このシステムを考えた方ってどんな方なのでしょう。

発明家?

きれい好きな方?

最近ではテレビでも小学生発明家!なんて特集もあるぐらいですから、
もしかしたら子供かもしれませんね。


正解はわかりませんが、
開発した方は手洗い付きのロータンク便器を完成させたとき

「これぞ世紀の大発明だ!!」

と喜び、ガッツポーズをしたかもしれません。


ですが、ちょっと想像してみてください。
トイレ上の小さな手洗いで肩をすくめて手を洗っている自分を...
なぜかどことなく悲しく寂しく見えませんか?


手を洗っている時の水が飛び散らないように気を付けるため、
十分に手を洗えませんし、
石鹸や手洗い用ソープの置き場所にも困ってしまいます。


とはいえ、トイレで用を足したらまずは手を洗いたいですよね。


トイレは別名「お手洗い」というくらいですから、
用を足した後すぐ手が洗えないとお話しになりません。


最近は用を足した後、手を洗わない方がいることも
調査で分かっているそうですが...

みんながみんなそうではないでしょう。


ですので、トイレには何らかの手が洗える仕掛けが必要となるのです。

となると、どこで手を洗うのか...


出来ればトイレの中にしてください。


小さな手洗い受けをつけるだけでいいのです。


どこにどんな形の手洗い器をつけるかは皆様の自由です。


ただし、レイアウトと、寸法は最善の注意を払っておかないと
後々、後悔します。


一言にトイレ用の手洗い器と言っても、様々なタイプがあります。

・壁掛けタイプ

・オーバーカウンタータイプ

・アンダーカウンタータイプ

・ボウルタイプ

掃除のしやすさでいえば、凹凸の少ないアンダーカウンタータイプですね。
個性的なものを好まれる場合には、ボウルタイプも良いかもしれません。


それに合わせて、付ける場所も気をつけないといけません。


幅が広いトイレなら、トイレと平行に。

奥行きのあるトイレならトイレと向い合せ。

もしくはトイレと少しずらして平行に。


住宅としては、少し豪華になるかもしれませんが
トイレに手洗い器だけではなく、鏡や照明をつければ
お化粧室への昇格いたします!


トイレのレイアウトはデリケートなのです。


トイレも広いほうがいい!と思っても、
横幅が広すぎるとトイレットペーパーに手が届かなかったり...


逆に、トイレが狭すぎると小回りや掃除が難しくなったり。


トイレの設計は、手を洗う方法やどこに洗面器とトイレを設置するかの
レイアウトをしっかり考えなければならないのです。


一日の中で長い時間を過ごすわけではありませんが、
たかがトイレ。と侮ってしまうと、
毎日の生活にストレスを感じることにもなりかねません。


ぜひ、ご自身のライフスタイルに照らし合わせて、
トイレのレイアウトは検討するようにしてくださいね!






各種イベント開催中


【随時開催イベント】







「Life Style Design」


ライフスタイルをデザインする。


家というモノを通して、豊かな人生を創造します。





PageTop