難しい?お部屋のカラーコーディネート
こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。
家づくりをする時には、いろいろと決めることが多く、
悩んでしまう場面もたくさんあります。
どのエリアに住もうかな?どこの会社で建てようかな?
住宅ローンはどこで、どれだけ借りようかな?
色々な難題を乗り越えてこられた方が最後にぶつかる悩み事が、
壁や床の色といった、お部屋のカラーコーディネートです。
つい先日も、お部屋のイメージを変えたいということで、
壁の一部にアクセントをつくるご相談を受けました。
理想のお部屋づくりをするためには、まずどんなテーマ・イメージにしたいのかを
決めることが大切です。
<主なお部屋イメージの例>
・ナチュラルスタイル
自然の風合いを活かし、部屋全体を白やベージュを基調とした明るめのコーディネート
・モダンスタイル
まるでホテルの一室のような落ち着きのある洗練された空間
モノトーンで統一し、インテリアもシンプルなもので構成することが多いコーディネート
・カジュアルスタイル
アクセントとなる明るいカラーを組み合わせ、
流行や好きなものを取り入れていくラフな雰囲気なコーディネート
上記のスタイル以外にも、様々な種類がありますので、
ご自身の好きなスタイルをインスタグラムなどのSNSから探してみてはいかがしょうか。
作りたいお部屋のイメージを決めたら、次にベースとなるカラーを選択していきます。
ベースカラーとは、壁や床といった大きな面積を占めるものの色のことです。
リビングダイニングや水まわり、寝室など、空間の役割によって
カラーコーディネートの考え方は変わります。
もちろん、考えるのはホテルではなく自分のお家ですので、
毎日の掃除のしやすさなども配慮しながら、色を検討していきましょう。
■リビングダイニング
明るいベージュやナチュラルなカラーを選択することで統一感を出すことができます。
ベースカラーはお部屋が狭く見えない明るめのカラーがおすすめです。
■洗面台・水回り
ホワイト系、上品な雰囲気に見えるグレーやブラウン系、
ナチュラルな雰囲気になる木目調などがよく使われています。
寒色系の色味は寒さを連想してしまうため、避けられる方が多く、
使われる場合にも一部にのみ使うアクセントとしての役割がよいでしょう。
■子供部屋
子供部屋の色数はおさえることがポイント。
なぜなら、子供のものはどうしてもカラフルなおもちゃなどが多く、
色数が多いとそれだけでごちゃついて見えてしまうからです。
シンプルな色合いに差し色を加えることでおしゃれな子供部屋になります。
■寝室
寝室は1日の疲れを取る、リラックスできる空間にしたいもの。
刺激が強いカラーは眠りを妨げる恐れがあるため、
穏やかなカラーや落ち着きのある暗めのカラーで統一させることがポイントです。
赤色は交感神経を刺激し、脳が活発になることから、
寝室のベースカラーとしては避けた方がいいでしょう。
赤色が好きな方はアクセントと小物を使うなど、
過剰にならないように上手に取り入れましょう。
以上、お部屋のイメージ・ベースカラーをお伝えしましたが、
お部屋の空間づくりは壁紙や床だけでなく、
インテリや小物・照明など、こだわるポイントは多岐に渡ります。
自分たちのお気に入りのトータルコーディネートを見つけるためにも、
たくさんの事例を見て、イメージを膨らませることが大切ですね。
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