つくる側の責任

2月6日未明にトルコ南部で発生した大地震。
今も懸命の救助活動が続いていますが、大変多くの方が命を落とし、被災し、避難生活を送っています。
建築に携わるものとして、この悲惨な状況には本当に胸が痛みます。
心よりお見舞い申し上げます。

大きな被害状況と共に、少しずつ明らかになってきたのが、建物自体の耐震性の不足です。

トルコも日本と並び地震大国であり、1999年に起きた大地震をきっかけに、耐震基準が厳しくなり、日本と同様の耐震性を求められるようになりました。

しかし、今回明らかになってきたのは、

その基準が守られていない建物がどんどんと建てられていた。ということです。

どれだけ安全な基準を作っても、
それが守られていなければ何にもなりません。

そして、一般の方々は建物の構造部分を見ることはほとんどなく、
出来上がった建物が基準を満たしていると信じて購入するしかありません。

このお客様からの信用を裏切る今回のようなケースは
過去、日本でも起こっています。

それが、2005年に起こった構造計算書偽装問題です。

この時にも、建物を建てる前に行う建築確認申請の厳格化が行われ、
従来よりも多くの書類を添付し、審査されるようになりました。

さらに、住宅瑕疵担保履行法により、設計ミスや施工ミスによる欠陥を修理費用を賄えるように「保険」もしくは「供託」のいずれかの措置を取ることが義務付けられ、「保険」加入のためには構造部分などに第三者による検査が必要となりました。

それでも、最終的に作る側の意識によっては
その審査された書類通りに施工されていない可能性も消せません。

私たちを信じてください!

もちろんそれが大前提とはなりますが、今の世の中それだけでは足りないものです。

そこで、私たちは、

建築中全6回の現場検査を行うことで、最長100年の延長保証を実現する
家守りホールディングスの「Premium100」に加入。

検査結果を多数のお写真と共に書類でご報告!

しっかりとした形で安心をお届けするようにしております。


つくる側の責任は、そこに住まわれるご家族の安全を守ることです。
もちろん、自然災害には想定外はつきものですが、
できる限りの備えをしていくことは「当たり前」です。

私たちはこの「当たり前」をもっともっと「当たり前」にしていき、
見えない部分を疑う必要がない世の中にしていくことが必要だと考えています。






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